10月4日


 私の町の
 お豆腐屋さんの店先

      


これは、私のいつも買うお豆腐屋さんの店先。「木綿1丁」と注文したら、水から掬い上げて、白い薄いプラスチックの入れ物に入れて包んでくれる。苦汁の灰汁をさらす意味でも、水はとても大切。この頃は、スーパーなどで、パックに入ったお豆腐を買う人も多くなり、このような、お豆腐屋さんのたたずまいは少なくなったが、私は、この昔ながらの店が好きである。特に、神戸では、阪神大震災で、多くの市場が倒壊し、再建不能になったお豆腐屋さんが多かった。私が知っているだけで、4軒が潰れたまま再起しなかった。この写真のお店は、再起できた幸運な店である。この形式のお店が、いつまでもある様にと願っている。
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私の掲示板のお客様、カリフォルニア在住のアメリカ人、Hさんから、『<みずえ’s キッチン>を毎日覗いて、冷ややっこ無しで食事しているかどうか見ています。』と書き込みがあり、私は、その楽しい言い方に吹き出してしまった。いつもの、お豆腐屋さんへ行き、そのことを話したら、「外人さんはユーモアがあるからね。」とお店の人たちも大喜びで、写真を撮らせてくれた。「Hさん、日本のお豆腐屋さんの様子は、こんな感じです。」…(私も、国際的になったもんだ。嬉しいなー。)…と言う訳で、外国の方をも意識しての、日本の風物の中継でした。

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