10月9日(火)昼食

 *さぬきうどん
   かまぼこ、豆腐、うす揚げ
   ねぎ

 *山いもとろろ
 *砂ずり、佃煮風

   

麻雀教室へ行く前の昼食。うどんに豆腐は変だが、今日使わないと古くなることと、茹でた麺の残りが少なかったので増量の為に使った。私は、出し汁が大好きで、例えば、うどんを食べる時、出し汁を全部飲むので、食べた後はどんぶりの底に、赤い七味が点々と残っているだけとなるので、自分でも可笑しくなる。出し汁は、塩と醤油だけで薄く味付けする。砂糖や味醂を全く使わないから、少しの塩分だけで充分なのである。そして、少しの塩分だからこそ、食材の持つ甘味と美味しさをそのまま、感じることが出来る。「砂ずりの炒め物」は、とても美味しい。残り物から偶然作ったが、これはお薦めである。砂ずりの薄切りを炒めて、塩、醤油、コショー少々で味付けするだけ。私は、佃煮の様に濃い味を付けたものは、作らないし、食べないので、頂いても困る事がある。塩分の濃いものは、冷蔵庫の無かった頃の保存方法としては、素晴らしい人間の知恵であった。そして、次はいつ獲物が捕れるか、分らない時代の…。どの国に於いても、冷蔵庫の普及の上昇カーブと、胃ガンの減少の下降カーブとは、まさに、反比例したという。これは、塩漬けの食物を食べる必要が無くなったことによる。