10月12日(金)昼食

 *きざみうどん

 *砂ずり、佃煮風

台所で、うどんを作っている時、ふと、どこかの高級なうどん屋さんの店の中に居る様な錯覚を覚えた。何故かしら?と考えたら、気が付いた。昨日買って来たばかりの花かつおの、袋の封を切り立てのものでお出汁を取り、そして、買い立てのうす揚げを刻んで入れたからの様だ。かつおとうす揚げの、何とも言えぬ良い香りがただよう。私は、出し汁を多めに作って、冷蔵庫に保存している場合が多いし、うす揚げも、冷蔵庫で2ー3日持たせていることが多いが、やはり、新鮮なものは全然違う。昔は、家々で、日々使うものを、かつお節削り器で削っていたので、当然美味しかったはずである。私は、うどんの中でも、刻みうどん(うす揚げの刻んだものとねぎだけのうどん)が、味も香りも一番好きだ。うす揚げを甘く味付けした、いわゆる、「きつねうどん」も関西では多いので、食べ慣れていて嫌いではないけれど…。