10月17日（水）夕食
＊さんまの塩焼き
＊大根おろし
＊きゅうりと鱧の皮の
酢の物
＊黒豆の枝豆
＊豆腐の味噌汁
＊ごはん
＊ワイン
兄の家から、新米を貰った。それではと、今日は美味しいさんまの塩焼きにした。それと、「鱧の皮ときゅうりの酢の物」。やはり新米は違う。今日の御飯はとても美味しかった。
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昔、市場の蒲鉾屋さんで、鱧の皮を量り売りで売っていた。台の上の大きな篭の中に、色々な大きさの、鱧の皮を焼いたものが入っていて、自分でトングで挟んで、「これ下さい」と言って、包んでもらう。私は、小さくても身が付いている分厚いもの（少し重い分、値段は高い）を買って帰った。それを、細切りにして、きゅうりと一緒に酢の物にしたものの美味しさは格別であった。今は、近所の市場に、蒲鉾屋さんは無くなり、「鱧の皮」は、スーパーなどで売ってはいるが、身がほとんど付いていない薄いものを、しかも、すでに細切りにしてあるので、堅く乾いていて、味も風味も全然違うものになってしまった。昔の、身の沢山付いた、しっとりと美味しい鱧の皮が食べたいな。それから、「鱧の卵」も時々売っていた。たしか、春先の一時期にしか無かったと思う。とても安いものであったが、私はそれが大好きだった。懐かしい味である。
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