(2001.2.1(木)の日記より) (新たな決意)
「みずえのひとりごと」の1月分として、「お正月大好き人間のこだわり日記」を
公開してからと言うもの、私はクヨクヨしてしまい、すっかり心の安定を失ってし
まっていた。
姪の評価は厳しいものだった。「ますます、メインがぼやけてしまった。知らない
人の日記なんて誰も読まないと思う。知らない人の日記を、おばちゃまは読む?
それよりも今は、どんどん他に働きかけて(リンクを張ってもらうとか、検索機関
への登録、ショッピングモールへの参加など)自分のホームページを広く知っても
らう努力をしないと、せっかく作ったのにもったいない」と…。
私は、日記を公開することが、集客力を上げる近道だと考えていた。元々書くこと
に興味があり、いつかエッセイなどを書きたいと思っていた私は、その「いつか」
がパソコンのお陰で早まったことは幸いだったと考えた。
しかし、自分のことをあからさまにすることが、こんなにも勇気が要るものだとは、
ここへ来る迄全く気付かなかった。書き上げた後、大分ためらったが、友人に背中
を押されて、思い切って1月分をアップロードした。
しかし、そこまでした努力は、私の思い上がりだったのか。
そうか、他人の日記は面白くないのか…。そして、集客力はにプラスにはならない
のか…。1カ月掛けて日記の公開の準備に没頭し、それなりの自信があった私は、
すっかり落ち込んでしまった。
姪の正直な忠告に加えて、クラスメートの男性(先日水仙の写真メールをくれた)
からは、私の努力をほめてくれた後、「ただね。あなたが何処へ向かおうとしてい
るのか、それが不安です」とメールが来た。有難いことである。
昨夜の私はすっかり落ち込んで、何をしていいか分からないままに、もう深夜だと
言うのに眠る気も起きず、パソコンの前に座って、何度も何度も、何も来ていない
メールボックス(AOLとso-netの2つ)を開けてみたり、意味も無く自分のホーム
ページへ行って、掲示板に書き込みが無いかを見てみたりを繰り返して、辛さと無
力感を紛らわしていた。
そして一晩眠って、今朝起きた時、晴々として思った。そうだった。私は折角土俵
を作ったのに、その上で勝負をするのを恐れていたのだったと。まだまだ勉強中だ
から…などと言う口実のもとに…。
折々の出来事を、日記、叉はエッセイの形で発表してゆくことは、私の夢だったの
で、今後も続けて行きたい。
しかし、今のままでは時間を取り過ぎて他に何も出来ない。
今私がすべきことは、イラストレーターとして、良い作品を多く作って行くこと。
そして、SOHOとして、自分のホームページをいかにして広く人に知ってもらうか、
そして、いかにして収益を上げて行くかに、全力を上げることだった。
まさに、姪や友人の言う通りである。
私は昨年「開業届け」を出して、今年3月から青色申告をする事業家なのだ。
今から、事業と言う、新たな目標に向かって進むべき時を迎えている。今自信を
失っては意味が無い。果敢に立ち上がるべき時なのだと。 そうだ…、
新しい目標に向かって、2001年2月1日の今日から、私は再出発しよう。
私は、そう決心していた。
コーヒと頂き物のケーキで激励会
<みずえ’S ティールームにて>
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