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2001.2.17       ◆黄色いバラ


(2001.2.17(土)の日記より)  
   (黄色いバラ)

岡山のYさんから、宅急便で美しい黄色いバラの花束が届いた。
Yさんのお父様とは、ご一緒にお仕事をしたことがあったが、娘さんのYさんとは、先月、突然訪ねて来られるまで、一度もお会いしたことはなかった。

彼女の父親は、2年程前、突然脳硬塞で倒れられた。それ以来、病弱な母親と協力しながら、父親を介護しておられる。父親の郷里である岡山へ戻って…。
私達は、時々文通する様になった。せめて、これぐらいしか私には出来ない。
そして、先月、こちら方面にご用があった時、我が家を探して訪ねて来て下さった。お互いに初対面なのに、前からの知り合いの様な雰囲気だった。その時、頑張っている彼女のお守りにと、自作の腕時計を差し上げた。かって私の震災復興の内祝いとして、支援して頂いた方々にお贈りした時計である。「幸せのガーベラ時計」と呼ばれている。
その時計のお礼にと、今日、花束を送ってきて下さったのである。

黄色いバラの花束




(夕食)
煮物、炒め物、汁物、和え物で



《後 日 談》

その後、4月に、Yさんからお便りが届きました。
内容は、「あれから、みずえさんの生き方に触発されて、
広島大学の大学院生になりました。」
と言う、嬉しいものでした。
私でも、人の役に立ったのです。
お父様の介護という、重荷の元で、
よく決心されたと思います。
やり抜いて、卒業して貰いたいと願っています。




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