<ミニ・お屠蘇セット>と<ミニ鏡餅>
私の自慢の小さな可愛いお屠蘇セットです。小さな屠蘇器と、三段の盃と、手の平に乗る様な二段重と、盃の様に小さな黒と赤の蓋物がセットです。
手前の赤い「龍」の蓋物には焼いたするめ、白い「龍」の蓋物には結び昆布、真ん中の白い羽子板型のお皿には粗塩を入れています。
元旦の朝一番にお屠蘇を祝います。そして、母がしていた様に「お年取り」をします。日本では、従来年令を旧で数えていたので毎年新年に一つずつ年を取っていました。我が家の風習では、鏡餅を両手で捧げて頭を下げつつ、「幾つになりました」(最近は、満で言うようになりました)と神様や御先祖に報告し、新しい年の加護を願い、感謝を捧げます。父母の郷里の佐賀県では、今でもそうしているのではないでしょうか?
鏡餅は、昔は大きくて、「我が家は何升の鏡餅」などと言いましたが、今は、核家族で少人数の家庭が多いので、だんだん小さくなり、今では鏡餅を飾らない家もあるかも知れません。ちなみに私は、神棚用と思われる小さお重ねにしています。(可愛い!)上に載せる葉付き蜜柑は、それより小さいものでないと、頭でっかちになって格好が悪いので、果物屋さんにお願いして一番小さいのを取っておいてもらいました。
だから、良いバランスでしょう?見るだけで楽しくなります。
でも、これは、私のミニ・コレクションを使っての、好き勝手な方法でのミニ・セレモニーです。ご先祖様達が見られたら、何だこれは?とびっくりされることでしょうね。 |